NICT

 

NICT

宇宙環境研究室

宇宙天気予報センター

太陽地球環境情報サービス

宇宙天気豆知識

第10回

宇宙天気ユーザーズフォーラム2015

開催概要

主催: 国立研究開発法人 情報通信研究機構
日時: 2015年7月17日(金)13:30~
会場:

国立研究開発法人 情報通信研究機構
東京都小金井市貫井北町4-2-1Map
本館4階国際会議室
※来所の際は公共交通機関をご利用ください。アクセス

参加費: 無料

講演の様子

宇宙天気講座

Pi-SAR説明 宇宙天気予報センター見学

 

 

プログラム

会場:本館4F国際会議室

時間 内容
13:00-13:30 受付
13:30-13:35

開会の挨拶

情報通信研究機構 電磁波計測研究所 所長 山中幸雄

13:35-14:05

講演1 「宇宙天気の概況」

情報通信研究機構 電磁波計測研究所
宇宙環境インフォマティクス研究室長 石井守

14:05-14:35

講演2 「太陽高エネルギー陽子イベントによる宇宙線被ばく」

日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究センター 

研究主幹 佐藤達彦

14:35-14:50 休憩
14:50-15:20

講演3 「日本における地磁気誘導電場の評価」

気象大学校

教授 藤田茂

15:20-15:50

講演4 「太陽嵐の予測について:現状と展望」

名古屋大学太陽地球環境研究所

副所長・教授 草野完也

15:50-16:05 休憩 
16:05-17:35

NICT宇宙天気講座(太陽編、磁気圏編、電離圏編)

17:35-17:40

閉会の挨拶 

情報通信研究機構 電磁波計測研究所
宇宙環境インフォマティクス研究室長 石井守

17:40-

宇宙天気予報センター見学(希望者のみ)




講演資料

講演内容 資料

講演1 「宇宙天気の概況」
NICT 電磁波計測研究所  宇宙環境インフォマティクス研究室長

石井 守


太陽活動は2013年頃にサイクル24のピークを過ぎ、現在は静穏期に向かって下降傾向を示している。 しかしながらこの時期はこれまでの例を見ても大規模な宇宙天気擾乱が発生することが多いことが知られている。本年3月17日には今季最大の地磁気嵐が発生し、日本でも11年ぶりにオーロラが観測されアイルランドの聖人の記念日にも重なったことからセントパトリックイベント(St.Patrick's Event; SPE)と命名された。 本講演では、サイクル24の太陽活動及びSPEの紹介など近年の宇宙天気の動向およびNICTの観測体制の現状について紹介する。

5.4M

講演2 「太陽高エネルギー陽子イベントによる宇宙線被ばく」
日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究センター 研究主幹 

佐藤達彦


巨大な太陽高エネルギー陽子イベント(SPE)が発生した場合、航空機乗客・乗務員や宇宙飛行士の被ばく線量が突発的に高くなる可能性がある。本講演では,そのようなSPE時における被ばく線量の定量化を目的としてこれまでに行ってきた研究を紹介するとともに、今後、その被ばく線量を予報するために必要となる宇宙天気研究に関して言及する。


4.6M

講演3 「地磁気誘導電流の電力網への影響」
気象大学校 教授 藤田 茂


中低緯度にある日本においては地磁気誘導電流による停電災害はあまり考えられてきていない。しかし、1000年に一度と言われる東日本大震災を受けて、地磁気誘電流問題も極端な宇宙天気現象に対してどの程度の電流が見込めるかを想定することは重要な問題となっている。今回は、この問題へのアプローチとして、現実に近い地下電気抵抗構造を与えた場合の誘導電場分布について最新の研究成果を発表する。

5.6M

講演4 「太陽嵐の予測について:現状と展望」
名古屋大学太陽地球環境研究所 副所長・教授 草野完也


太陽フレアやコロナ質量放出など太陽面で起きる爆発現象は惑星間空間 と地球電磁気圏の激しい乱れの原因です。この太陽嵐の発生予測について、 その現状と将来的な展望を分かりやすく解説します。


3.5M


NICT宇宙天気講座

講座内容 資料

[太陽編] NICT宇宙天気講座
宇宙環境インフォマティクス研究室 久保勇樹


3.6MB

[磁気圏編] NICT宇宙天気講座
宇宙環境インフォマティクス研究室 長妻努


4.7MB

[電離圏編] NICT宇宙天気講座
宇宙環境インフォマティクス研究室 陣英克


3.7MB


お問い合わせ

宇宙天気ユーザーズフォーラム事務局
SpaceWeather@ml.nict.go.jp


国立研究開発法人情報通信研究機構

Copyright © National Institute of Information and Communications Technology. All Rights Reserved.