NICT

 

2012年度
宇宙天気ユーザーズフォーラム

開催日時:2013年2月26日(火)1230分~1700
開催場所:独立行政法人情報通信研究機構小金井本部 本館 4階 国際会議室

 

開催報告

情報通信研究機構では、宇宙天気情報利用者の皆様との情報交換を行い、今後の情報提供に活用していくため、下記のように「宇宙天気ユーザーズフォーラム」の開催いたしました。

今回のフォーラムは二部構成となっています。
第1部では、NICT宇宙環境インフォマティクス研究室長の石井守が宇宙天気に関する当機構の取り組みや最近の宇宙天気の状況についてご紹介しました。
第2部では、ここ数年が9年から13年の周期で変動する太陽活動の極大期にあたることから、人工衛星、航空交通管理、電力網という社会インフラへの宇宙天気の影響についてそれぞれの専門家をお招きしてご講演をしていただきました。

人工衛星関係や航空関係の方、科学館の方、大学の研究者、 アマチュア無線家、学生、一般の方など多様な分野から 約70名のご参加がありました。

講演の質問・討議では、 「サイクル24の極大の太陽活動はどうなるのでしょうか。」(一般の方)
「人工衛星に異常が発生した場合は、宇宙天気を見ればよいのか。」(学生)
「衛星測位を利用して精密進入を行う場合には考慮する必要があるのでは。」(パイロット)
等、様々な立場からの発言があり、宇宙天気への関心の高さがうかがわれました。
(更に詳しくは、prizen1フォーラム2012Q&A(85KB)に掲載)



プログラムと資料

2012年度 宇宙天気ユーザーズフォーラム
2013年2月26日(火曜)、NICT 国際会議室
12:30-13:00 受付 会場入口
ネームカードおよび資料集をお受け取り下さい。
13:00-13:05 開会挨拶 NICT理事 熊谷 博
13:05-13:50 【第1部】
講演1
NICTの宇宙天気について 石井 守(NICT)
(宇宙天気に関する当機構の取り組みや最近の宇宙天気の状況に関する講演)
prizen1講演資料1(6.3MB)
13:50-14:10 質 疑  
14:10-14:25 休憩
14:25-14:55 【第2部】
講演2
宇宙天気が超小型衛星に及ぼす影響
趙 孟佑(九州工大)
prizen2講演資料2(3.4MB)
14:55-15:25
講演3

航空航法と宇宙天気

斉藤 享(電子航法研/NICT特別研究員)
prizen2講演資料3(3.5MB)
15:25-15:55 講演4

日本における巨大地磁気誘導電流の可能性
藤田 茂(気象大学校)、○:源 泰拓(気象庁地磁気観測所)
prizen4講演資料4(3.0MB)

15:55-16:25 総合討論 質問・コメント
16:25-16:30 閉会挨拶 電磁波計測研究所長 井口 俊夫
16:30- 見 学

(宇宙天気予報センター、NICTサイエンスギャラリー)

 



■写真

講演photo1 講演photo2

講演会場

講演会場

サイエンスギャラリー 予報センター
サイエンスギャラリー見学 宇宙天気予報センター見学


お問い合わせ

宇宙天気ユーザーズフォーラム事務局
SpaceWeather@ml.nict.go.jp


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